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あなたは知ってる? 初心者にもできるカラコンの洗い方

使い捨てタイプならともかく、2weekや1か月など長期間にわたって使用するタイプのカラコンほど洗浄しなくてはならないです。
その理由は簡単で、眼に装着するイコール涙液に触れるからに尽きます。
涙液とは文字通り目の涙腺から分泌されている液体で、涙のもとでもありますが、主に目を保護することが役目です。
この涙液にはタンパク質やナトリウムなど様々な成分が含まれています。
こうした成分は目を守るために必要不可欠ではあるものの、カラコンひいてはレンズに付着してしまうと話は別です。
レンズに付着した涙液を放置すると細菌の増殖を招き、汚れとなります。
そうなれば装着時にゴロゴロしてしまうだけでなく、炎症を引き起こし、最悪失明するリスクが高いです。
そんなリスクを避けるためにもカラコンの洗浄は大切ですが、その際には絶対に水道水を用いてはいけません。
水道水で洗ってしまうと余計な雑菌が付着するどころか、アカントアメーバを発生させる可能性があります。
このアカントアメーバは角膜を食べる性質があり、まさに失明してしまう要因の1つであるため、洗浄する際は専用の洗浄液を使うのは必須です。
必須といえば、洗う前の準備もちゃんと行わなくてはなりません。
まずカラコンを外す前にしっかりと手を洗い、爪が短いかどうかを確かめます。
先述しているようにレンズに汚れが付着するのはNGです。
手は色んな雑菌が付着している部位であるため、たとえすでに手を洗っていたとしても念入りに清潔にしておく必要があります。
爪を短くするのはレンズや目を傷つけるリスクを抑えるだけでなく、爪の間の汚れを落とすことも理由の1つです。
それからカラコンの保存ケースに保存用の液体を注いでおきます。
これも不必要な汚れを付着させないためで、例えばレンズを洗ってから保存ケースに液体を入れたらその間に別な汚れがつく可能性があるからです。
以上の準備が終わったら、いよいよカラコンを洗います。
まずカラコンを外して手のひらに置き、次に専用の洗浄液を数滴たらして人差し指でこすっていきます。
表と裏、それぞれ20回から30回が目安です。
また丸いので円を描きたくなりますが、そうしてしまうとレンズが破損する恐れがあるため、前後でこすっていくのが基本となります。
十分こすったら今度はレンズの両面を専用の洗浄液ですすぎ、用意していた保存ケースに入れれば完了です。
こする工程は汚れを落ちやすくするためであって、本格的に汚れを落とす工程はこのすすぎの段階となります。
よってすすぎは必ずしなくてはなりませんが、保存ケースに入れたら4時間以上は待たなくてはならないです。
この時間は消毒が完了する目安であるため、目を大切にしたいなら守らなくてはなりません。

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